燕子花(かきつばた)ってこんな色?

根津美術館でKORIN展を見ました。
20日で終わってしまうので、少々混雑気味でしたが・・・、
たっぷりとしていて、リズミカルな光琳の燕子花の花は、
何度見ても、どこか違う世界へ連れて行ってくれるようです。
ポスターでもわかるように、八つ橋が描かれた左側の屏風が里帰りしています。
根津美術館所蔵の、私たちに馴染みのある燕子花図より、少しリアルな感じがしますね。
橋が描かれているので当然ですが、花も、気持ち花びらが薄く、軽く見えます。
気のせいかなぁ・・・。

美術館の庭園では、ちょうど燕子花が満開です。
ところが・・・、
光琳の燕子花と、色が全く違う!!!
光琳の絵では、もっと青に近い紫です。
それに、風でふわりふわりと揺れる花びらは薄く、光琳の絵とは、少し違っています。
しかし、少し離れて見ると、本物の燕子花も、「豊かな色彩のかたまり」に見えてきました。
なるほど。
美の要素をギューっと凝縮して、大胆に表現する光琳は、やっぱりスゴイ人です。
その表現は、見る者に強い印象を残します。
そして、すさまじい影響力!
なにしろ、私が頭でイメージする、燕子花は、光琳の燕子花図の、あの花になってしまっているんですから。
きっと、私以外にも、そんな人、いるのではないでしょうか???
本物を見て「違う!」って感じるのも
おかしな話ですけど・・・ネ
| ちいさな発見 | 13:17 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑












